人を動かす方法
ワールドベンチャーズを勧める時も、仲間に思うように動いてもらう時にもデールカーネギーの「人を動かす」のノウハウが大事になってきます。
このノウハウは、ワールドベンチャーズの仕事とか、ビジネスだけでなく、友達関係、夫婦関係、家族関係、恋愛関係、子育てなど、あらゆる人間関係において使えます。
人生の質は、人間関係がうまくできるかできないかが9割以上関わってくると言われています。
なので、このノウハウを生かすことができるようになると、人生の質がとても向上していきます。
このノウハウの要点は主に3つあります。
■相手を認める(相手を否定しない)
■相手の自己重要感を満たす
■相手の立場に立って考える
大きく分けて↑この3つが大事です。
「人を動かす」っていうと言葉のニュアンスとして、人を無理やり、動かすと感じるかもしれません。
ですが、決してそういうことではありません。「人に動いていただく」という謙虚な気持ちが大事です。
みずから動きたいと思える気持ちにすることが、とても大切だとこの本には書かれています。
■相手を認める(相手を否定しない)
相手を認める(相手を否定しない)ということで、相手の行動を変えたい場合は、相手がダメだと伝えるのではなく、義務教育で教わっていないとかの、日本の文化のせいにしたり、その時たまたま相手の調子が悪いなど、違うもののせいにしましょう。
犯罪者などの、極悪人は、「自分のことを認めてほしい人」なんです。
非行少年、非行少女など、非行に走るのは、親などから愛情を注がれてないから、人の気を引きたいと思ってるんですね。
例えば、窓ガラスを割ったりすると、「何やってるんだ!」と先生が自分にかまってくれるから、やってるケースがほとんどです。
そういう時に、怒ったりするのではなくて、その人の存在を認めてあげるということが大切です。
こいつふざけるなって思える人も、認めることができる自分の器を広げていくことで、人生の質が向上していきます。
自分が癪に障る人のことを認めてあげないといけないので、時にはとても大変なこともたくさんあると思います。
■相手の自己重要感を満たす
自己重要感とは、自分は大切な存在なんだという気持ちのことです。
「○○さんがいてくれて、本当に良かった」
「○○さん一緒に○○をやってもらってもいいですかね?」
その人は必要な人なんだと感じてもらえるような言葉を言ってあげてください。
人に動いてもらうためには、心から楽しいとか、幸せだなと感じてもらって、みずから動きたくなる気持ちにさせることが大事です。
「お世辞」ではなく、心から「褒める」ことです。
人間は例外なく他人から認められたいと思っています。
「褒める力=ビジネス力」ということです。
そして、自分が認めてほしければ、まず相手のことを認めましょう。認めてほしいと思う時こそ、認めてあげましょう。
■相手の立場に立って考える
人は、自分のことを大切にしてほしい。かまってほしいと思っています。
相手の話を相手の立場に立って親身になって聞いてあげましょう。
一言でいうと、その人のことを好きになるということです。人には、良いところもあるし、悪いところもあります。
好きというのは、その人の良いところだけを見てあげることです。嫌いというのは、その人の悪いところだけを見てる状態です。
↑こちらの動画の中でも、他の話もいろいろしてるので、動画をご視聴ください。